シルヴィ・バルタン『悲しみの兵士Les Hommes』『悲しみのシンフォニー』

2012.11.8

シルヴィ・バルタン
『悲しみの兵士Les Hommes』(1970)
『悲しみのシンフォニー』(1972)

ついでに、フランスの歌姫ということで、
しつこいですが、今日の音楽その2ということで。
個人的にも忘れることのできないシルヴィ・バルタン
(Sylvie Vartan, 1944年8月15日 - )を。

シルヴィ・バルタンは、ブルガリア生まれのフランス育ち。
デビューは17歳のとき。アメリカン・ロックのフランス語カバーを歌って、
ハスキー・ヴォイス、そして容姿やファッションで若者のアイドルとなり、
2011年でステージ活動50周年を迎えたそうです。
長くがんばっていますね。

調べてみると、1983年に中島みゆきの「悪女」をフランス語カバーしているそうです。
そういえば、中島みゆきの別の曲のカバーはパトリシア・カースにもあります。
中島みゆき、フランスで受けやすいのでしょうか。そんな気もします。

『アイドルを捜せ』とか『あなたのとりこ』とか、有名な曲もたくさんありますが、
個人的にいちばん気に入っている曲『悲しみの兵士Les Hommes』(1970)を。
これは、シングルレコードをすり切れるまで聴いた記憶があります。

http://www.youtube.com/watch?v=cAjT-MiGEME

シルヴィ・バルタンからもう一曲。
モーツアルトの交響曲40番のメロディーを使った印象的な曲。
『悲しみのシンフォニー』(1972)。
ちなみに、交響曲40番はモーツアルトが娘を失った失意のなかで作った曲だ
という話もあります。
だから、「悲しみの・・・」なんでしょうか。
しかし、この1970年前後のポップスのタイトルには
「愛の・・・」とか「悲しみの・・・」というのが、
実際の内容はほとんど無視してたくさん使われていました。

http://www.youtube.com/watch?v=LaosCgm1Ghk