イギリス後期ルネサンスのリュート音楽
《アントニー・ホルボーン》

2013.7.21

今日の音楽は、イギリス後期ルネサンス音楽の作曲家、アンソニー・ホルボーン
(イギリス英語ではアントニー・ホルボーン、Anthony Holborne, 1545年ごろ – 1602年11月29日)。

作曲家として同時代から最高の評価を受けている。
ダウランドは、『エア集 第2巻』(1600年)の第1曲《僕は見た、あの人が泣くのを I saw my lady weepe 》を
ホルボーンに献呈し、「いとも気高いホルボーン」と呼ぶほどで、
エリザベス1世の宮廷音楽家では並び立つ者のない傑出した音楽家だった。
現代においては器楽曲だけが注目されているが、活動は多彩で、
声楽曲や詩の創作や音楽理論書の執筆活動も行っている。
主要著作は、『シターン指南 Cittarn Schoole 』(1597年)、
『ヴァイオルもしくはヴァイオリン属と管楽器のためのパヴァン集、ガリアード集、アルメーン集ならびにエア集』。

多彩な作品があるのだけれど、今回はリュート作品ということで、「Heres Paternus」。
演奏は、Michal Gondko。
http://www.youtube.com/watch?v=p8Utq4aRbu8