イタリア初期バロック音楽
《バルバラ・ストロッツィ》

2013.8.17

今日の音楽は、イタリア初期バロック音楽の作曲家・声楽家のバルバラ・ストロッツィ
(Barbara Strozzi, 1619年8月6日受洗 ヴェネツィア – 1677年11月11日 パドヴァ)。

昨日ご紹介したフランチェスカ・カッチーニとともに、17世紀の女性作曲家として注目されている。
台本作家ジュリオ・ストロッツィの養子であったが、
おそらくその私生児。父ジュリオの音楽討論サークルに歌手や会員として参加。
またフランチェスコ・カヴァッリに作曲を師事。
父親の死後に作曲と作品の出版を精力的に続ける。
初期のパトロンは、神聖ローマ帝国皇帝フェルディナント2世や、リューネブルク公国后妃ゾフィー。
作品のほとんどが、ソプラノとバスのために作曲されているが、
ストロッツィ自身が歌うために作曲されたものと推測されている。

それでは、「Che si può fare」。
演奏は、Ensemble "Cappella Mediterranea"(指揮/Leonardo Garcia Alarcon ) 、
Mariana Flores(soprano)。
http://www.youtube.com/watch?v=aDBPfhG-gVk