チェロ奏者
《パブロ・カザルス》

2014.2.16

今日の音楽は、チェロ奏者の《Pablo Casals(1876-1973)》。

今日からは、チェロ奏者の紹介です。チェロ奏者といえば、やはりこの人から。
スペインのカタルーニャ地方に生まれたチェロ演奏家、指揮者、作曲家の
パブロ・カザルス(Pablo Casals/カタルーニャ語では、Pau Casals。1876.12.29- 1973.10.22)。
チェロの近代的奏法を確立。
それまでは単なる練習曲と考えられていた
J.S.バッハの『無伴奏チェロ組曲』の重要な価値を再発見した20世紀最大のチェリスト。
音楽を通じて世界平和のため積極的に行動した平和活動家としても知られている。
フルトヴェングラーはこんな賛辞を残しているそうです。
「パブロ・カザルスの音楽を聴いたことのない人は、弦楽器をどうやって鳴らすかを知らない人である」。

それでは、カザルスといえば、この演奏。Pablo Casalsの「鳥の歌(Song of the Birds)」。
1971年10月24日、94歳の時、ニューヨーク国連本部での有名な語り
「私の生まれ故郷カタルーニャの鳥は、ピース、ピース、ピース(英語の平和)と鳴くのです」もあわせてどうぞ。
演奏は別の録音と映像で。
http://www.youtube.com/watch?v=_T8DjwLt_c4

続いては、ちょっと長めですが、やはりJ.S.Bachの「Cello Solo Nr.1」( BWV 1007) (8.1954)
http://www.youtube.com/watch?v=KX1YtvFZOj0