ヴァイオリン奏者
《オーギュスタン・デュメイ(Augustin Dumay)》

2015.5.4

1949年 、フランス、パリ生まれのヴァイオリン奏者、指揮者。。
10歳でパリ音楽院に入学。13歳で卒業するという神童ぶりを発揮。14歳で、モントルー音楽祭でリサイタル。このリサイタルをシェリングとシゲティが聴いて高く評価する。その後シェリングに推薦され、南米ツアーに。シェリングは自分が代役を依頼されたが都合が付かず、デュメイを推薦したという。帰国後、デュメイはミルシテインへの師事を許され、さらにアルテュール・グリュミオーのもとで4年間師事。以後は、コンクールを経ずに評価を高めていった希有な演奏家。ヘルベルト・フォン・カラヤンにも絶賛され、1979年にカラヤンがパリで開いた特別祝賀コンサートに招かれ共演している。2003年からベルギーのワロニー王立室内管弦楽団首席指揮者。2008年9月から関西フィルハーモニー管弦楽団の首席客演指揮者、2011年から音楽監督。モーツァルトやベートーヴェン、シューベルトなどの古典作品を時に独奏ヴァイオリンを兼ねて指揮する。

◎ラヴェル「Tzigane」
飯守泰次郎/オーギュスタン・デュメイ/関西フィルハーモニー管弦楽団
2008.10.8 ザ・シンフォニーホール
Imori Taijiro/Augustin Dumay/Kansai Philharmonic Orchestra
Oct.8,2008 The Symphony Hall
https://www.youtube.com/watch?v=VoaJ0rTc14s