指揮者
《オッコ・カム(Okko Kamu)》

2015.9.25

1946年5月7日、フィンランド、ヘルシンキ生まれの指揮者、ヴァイオリニスト、芸術監督。
1969年の第1回カラヤン国際指揮者コンクールで優勝。カラヤンのアシスタントを務めた後、フィンランド国立歌劇場やストックホルム王立歌劇場の指揮者を務める。1971年から1977年までフィンランド放送交響楽団、1981年から1986年までオスロ・フィルハーモニー管弦楽団、1981年から1988年までヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団、1983年から1986年までオランダ放送交響楽団、1996年から2000年までフィンランド国立歌劇場の音楽監督や首席指揮者。

◎シベリウス 音詩「エン・サガ(ある伝説)」Op. 9/symphonic poem for orchestra
 *シベリウスの最初の交響詩。。《伝説》《ある伝説》とも訳される。
 *シベリウスは。この作品についてこう語っているとのこと。
「心理的に言えば、《ある伝説》は、私の最も深みのある作品の一つです。私の青春のすべてが含まれていると言っても構いません。私の心理状態の表現だったのですから。《ある伝説》を作曲している間、私は自分を混乱させたあらゆることを無事に切り抜けなければならなかったのです。《ある伝説》ほどに私をへとへとに草臥れさせた作品はほかにありません。こういうわけで、《ある伝説》の解釈だけは、どうにも私の性分に合わないのです。」
Lahti Symphony Orchestra
Recorded at Lahti Sibelius Hall Finland, 8 Sept 2012
https://www.youtube.com/watch?v=AJXaDp9HJKw