■GA280 言語形成の方法と本質
■GA281 朗唱芸術と朗詠芸術
■GA282 言語形成と演劇芸術。演劇講座。
Mthodik und Wesen der Sprachgestaltung
言語の芸術的な扱いに関する講座からの箴言的描写、論文、セミナーと講義のメモ 1919年から1924年
言語と新たな芸術的関係が結ばれる必要を感じたシュタイナーは、マリー・シュタイナー=フォン・ジーフェルスと共同して、連続講習を行なった。その際、教師、俳優、関心を持つ人々と、芸術的な語りの訓練が行なわれた。この巻には、講義メモ、セミナー、講義から、基本となる実践的応用と練習がまとめられ、これらは演劇訓練および教育ー治療的言語育成における活動の基礎として大きな意味がある。
●内容
・人智学的な働きかけの基本条件。
・原詩(ウアポエジー)の芸術的統一への道。
・言語形成演習。
・言語形成のモットー。
・自由ヴァルドルフ学校教師の教育学講座。
・ノート。
・瞑想の言葉。
・言語形成練習のための注意。
・言語芸術講座から。
・音声感覚の練習。
・朗唱芸術。
・役者。
・呼吸の流れのなかでの発話の練習。
・演出ノート。
・スケッチ。
・「ファウスト」演出ノート。
・言語と言語の霊。
・言語形成とドイツ語授業のための教授法要綱。
・演説芸術の教育学への寄与。
・講演者としてのルドルフ・シュタイナー。
・言語障害。
・言語形成と演劇芸術について。
Die Kunst der Rezitation und Deklamation
3回の講義(およびテクスト例)1920年 ドルナハ
4回の講演開催(および実例) 1921年から1923年
ドルナハ、ダルムシュタット、
ウィーン、シュトゥットガルト
マリー・シュタイナーによるセミナー(および多数の練習例)
1928年1月、2月
7回の朗唱公演開催の際の挨拶 1912年から1915年
●内容
・輪郭のある言葉と形態のない言葉、彫塑的ー音楽的発話法
におけるその統合。
・ゴート族とギリシア人の芸術感覚。
・芸術的様式感情。
・詩の朗唱と人間の生体組織の関連。
・神々の言語としての詩。
・朗唱、朗詠と芸術的に形成された呼吸の関連。
・下降と構築。
・講演芸術。
・感覚的意味から霊的運動へ。
・詩と朗唱におけるフォルムの感覚。
・詩と朗唱。
・音節と発話。
Sprachgestaltung und Dramatische Kunst.
Dramatischer Kurs
19回の講義 1924年9月5日から23日 ドルナハ
舞台芸術についての質疑応答 1921年4月10日 ドルナハ
講座開始前の5回の予備レッスン 1924年9月2日から4日
シュタイナーがマリー・シュタイナーと共に行なった「演劇講座」の19回の講義においては、舞台上演芸術の革新のための基礎が方法論的に構成された形で与えられている。講座は大きな三つの部分ーーI. 言語形成の本質について II. 演出と舞台美術 III. 演劇芸術と他の人類ーーから成る。講座での説明は多くの具体的例と実際的な練習の指示によって補足され深められている。
●内容
・芸術としての言語形成。
・言語の六つの啓示。
・形成されたしぐさとしての言語。
・言語器官から言語形成と演劇形成の様式への道。
・「形態を通して素材を根絶することが芸術の秘密である」
・言語の感受と感覚、理念の感受。
・実践的言語形成。
・絵画的・彫塑的に形成された言語への順応。
・しぐさの様式。
・演劇芸術の秘儀的性格。
・言語形成からのしぐさと身振り。
・芸術的演劇、様式化された雰囲気。
・楽譜としての詩、演劇の特徴と構成。
・舞台美術、色彩と照明の様式化。
・舞台俳優の秘教。
・演劇の内的操作。
・運命、性格、行為。
・言葉の展開。
・人間形姿の啓示としての言語の形成、呼吸の方法。
・形成する言葉。