■GA68−71 未刊行 |
■GA72 自由−不死性−社会生活〜人間の肉体的なものと魂的霊的なものの関連について |
■GA73 人智学による今日の科学の補完 |
■GA74 トマス・アクイナスの哲学 |
■GA74 1921年のいろいろな都市での公開講演 *未刊行 |
■GA76 人智学の専門科学への豊かな影響 |
■GA77 ダルムシュタット大学講座(仮題)*刊行準備中 |
■GA78 人智学、その認識の根幹と人生の果実 |
■GA79 高次世界の現実〜人智学序論 |
■GA80 1922年に行われたいろいろな都市での公開講演 *未刊行 |
■GA81 文化と科学のための革新・衝動〜ベルリン大学課程 |
■GA82 人間が完全に人間になるために〜現代の精神生活における人智学の意味〜ハーグ大学課程 |
■GA83 西洋世界と東洋世界の対立〜人智学による理解への道 |
■GA84 ゲーテアヌムは何を欲したのか/人智学は何たるべきか |
ベルリン以外での公開講義と大学での公開講座
*未刊行
1917年10月18日〜1918年12月11日、バーゼル及びベルン、10回の講義
Freiheit - Unsterblichkeit - Soziales Leben
Vom Zusammenhang des Seelish-Geistigen mit dem Leiblichen des Menschen
(1918)
●主な内容
・超感覚的なものの領域における人間の魂とその肉体への関係
・人智学は誰の宗教信条も妨げない
・自由及び社会的道徳的生活の理念に関する精神科学的な成果
・人間の魂の本質と人間の肉体の本性
・人智学の観点からみた道徳的社会的宗教的生活
1917年11月15日〜1917年11月14日、1918年10月17日、チューリヒ 8回の講義
Die Ergaenzung heutiger Wissenachaft durch Anthroposophie (1917/1918)
人智学的精神科学の研究方法及び成果は、アカデミックな科学の領域においても大きく貢献するものとして評価されています。単なる知性によっては限界のある領域を越えた人間の認識能力を高めることは人智学の中心的な関心事として、我々の時代の科学的な問題性ということでも重要な意味をもっています。
シュタイナーの発言は、現代科学の問題性を損なうどころか、その反対に、ここ10年の科学の発展ということに関して、その差し迫った課題に寄与することのできるものです。
1920年5月22・23・24日、ドルナハ 3回の講義、
トマス・アクイナスの著作からの翻訳付
Die Philosophie des Thomas von Aquino
●主な内容
・トマスとアウグスティヌス
・トマス説の本質
・現代におけるトマス説の意味
・翻訳
*未刊行
1921年4月3日〜10日、ドルナハ
Die befruchtende Wirkung der Anthroposophie auf die Fachwissenschaften
●主な内容
・開会の辞
・哲学
・数学と無機の自然科学
・有機の自然科学と医学
・言語学
・社会科学と社会実践
・閉会の辞
・論争の夕べ及び学生集会に寄せる言葉
1921年7月27日-30日、ダルムシュタット 講義、討議録、質疑応答
トマス・アクイナスの著作からの翻訳付
ダルムシュタット夏期芸術講座(仮題)*刊行準備中
1921年8月21日-27日、ドルナハ 講義、研究報告
トマス・アクイナスの著作からの翻訳付
Darmstaeder Hochschulkurs(Arbeitstitel)
Darmstaeder Sommerkunstkurs(Arbeitstitel)
1921年8月22日-9月6日、シュツットガルト 8回の講義、
トマス・アクイナスの著作からの翻訳付
Anthroposophie,ihre Erkenntniswurzeln und Lebensfruechte
Mit einer Einleitung ueber den Agnostizismus als Verderber echten
Menschentums
人智学に方向付けられた精神科学の全領域に関する概観です。
●主な内容
・不可知論の本質
・人智学の歴史的認識の根幹−−ゲーテの思考の観察
・自由の体験と因果の説明
・ニーチェの魂の悲劇−−ヘッケルの一元論
・イマジネーション的認識と回想における生活
−−対象認識からイマジネーション及びインスピレーションを経て
宇宙的イントゥイションへ
・因果的な自然の説明と道徳的な世界秩序
・人間の有機体と精神科学的に実り豊かにされた医学
1921年11月25日-12月2日、クリスチャニア(オスロ) 8回の講義、
Die Wirklichkeit der hoeheren Welten
Einfuehrung in die Anthroposophie
さまざまな公共的な集会に招待されて行ったこれらの講演で、シュタイナーは、人智学に方向づけられた精神科学の最重基礎について何度も語っていますが、これらは「人智学入門」としても有効ですし、「人智学的な精神科学とは何なのか、また人間及び重要な時代問題に関してどのような認識が我々に可能なのか」という問いに対する答えを提供するものです。
●主な内容
・高次世界の現実。自由な精神生活と現代の精神状態
・高次世界認識への道
・人智学の基礎
・人智学の光に照らした宇宙進化
・文化の改新の必要性
・イエスあるいはキリスト
・経済生活の基本問題
*未刊行
1922年3月6日-3月11日、ベルリン、人智学大学課程での7回の講義
付、1922年3月18日-3月22日、ドルナハ、ベルリン大学課程の記録
Erneuerungs-Impulse fuer Kultur und Wissenschaft
Berliner Hchschulkurs
ベルリン大学課程は、人智学大学研究連盟及び
人智学共同体のベルリン支部によって行われたものです。
主催者の目的は、いくつかの科学領域に関するさまざまな講演発表を通して
人智学がさまざまな領域に関して刺激を与えうることを印象づけることでした。
シュタイナーは、個々の課程のためにそれぞれ導入となる講演を行いました。
●主な内容
・人智学と自然科学
・人間の有機組織と動物の有機組織
・人智学と哲学
・人智学と教育学
・人智学と社会学
・人智学と神学
・人智学と言語学
1922年4月7日-4月12日、ハーグ、人智学大学課程での6回の講義
及び、質疑応答、大学課程に関するシュタイナーの文書による記録
Damit der Mensch ganz Mensch werde
Die Bedeutung der Anthroposophie im Geitesleben der Gegenwart
●主な内容
・人智学と現代の精神生活
・科学における人智学の姿勢
・形成する芸術
・人智学の研究方法
・重要な人智学の解答
・人智学と不可知論
・質疑応答
1.多次元空間について
2.時間体(Zeitleib)について
1922年6月1日-6月12日、ウィーン、人智学運動第2回国際会議、10回の講義
Westliche und oestliche Weltgegensaetzlichkeit
Wege zu ihrer Verstaendigung durch Anthroposophie
西洋と東洋の対立はますます現代のアクチュアルな問題となっています。けれどもそれについての思想は、一般的にいって、経済や権力への関心という背景からでてきたものでしかありません。西洋と東洋の対立はその霊的精神的な領域を理解することにこそ向けられねばならないのです。シュタイナーはその重要なテーマについて講義しています。
●主な内容
□人智学と科学
・人智学と自然科学
・人智学と心理学
・人智学と世界の方向付け(歴史における東洋と西洋)
・人智学と世界の発展(地理学的見地から)
・人智学と宇宙論
□人智学と社会学
・時代とその社会的要求
・時代とその社会的形態(大西洋の文化、太平洋の文化)
・時代とその社会的貧困
・時代とその社会的期待(ヨーロッパ−アメリカ)
・社会的問題の核心
1922年6月1日-6月12日、ウィーン、人智学運動第2回国際会議
Was wollte das Goetheanum und was soll die Anthroposophie?
この巻には、人智学の根本問題についての最後のシュタイナーの講演が収められています。1922/23年の大晦日の夜、第一次ゲーテアヌムが焼失した後、シュタイナーは今日の時代における人智学衝動の内的及び外的な必要性について繰り返し印象深く語っています。
●主な内容
・ゲーテアヌムは何を欲したのか、人智学は何たるべきか
・人間の認識能力のイマジネーション、インスピレーション、
イントゥイションへの上昇
・人間の魂生活とそのイマジネーション、インスピレーション、
イントゥイションへの発展
・思考活動と言語活動の観照体験
・物理的世界と道徳的精神的衝動。内的体験の4つの段階
・エーテル界における人間の認識能力
・人智学の光のなかの魂の永遠
・人間の進化と人間の教育
・超感覚的認識。時代の要請としての人智学
・人智学と人間の倫理的宗教的生活態度
・いかにして超感覚的世界の認識を得るか