ルドルフ・シュタイナー

神秘学の記号と象徴

そのアストラル界と霊界との関係

yucca訳(1994年)


■第一講 シュトゥットガルト 1907年 9月13日

■第二講 シュトゥットガルト 1907年 9月14日

■第三講 シュトゥットガルト 1907年 9月15日

■第四講 シュトゥットガルト 1907年 9月16日

■第五講 ケルン 1907年 12月26日

■第六講 ケルン 1907年 12月27日

■第七講 ケルン 1907年 12月28日(未訳)

■第八講 ケルン 1907年 12月29日(未訳)


■第一講 シュトゥットガルト 1907年 9月13日

秘密(オカルト)の記号とアストラル界・霊界との関係。人間の記号としての五芒星(ペンタグラム)。叡智の像としての光。「叡智の働きかけ」によるアストラル体の変成と高貴化。地球の未来の進化。内的な光を獲得するための修練。叡智の光と天球の音楽。天球の調和(ハーモニー)と惑星運動。アトランティス人の知覚。人体の比率としての箱船。

 

■第二講 シュトゥットガルト 1907年 9月14日

建築物と形式(フォルム)の人間に及ぼす作用。秘儀参入者の創造としてのゴシック建築。それは現代の人間の周囲の形式世界とは逆。アトランティスから後アトランティスへと移る人間の形態の改造とノアの箱舟の寸法比。地・存在としての蛇、水・存在としての魚、空気・存在としての蝶、熱・存在としての蜂の象徴。

 

■第三講 シュトゥットガルト 1907年 9月15日

数の象徴論。分割不可能な神性の像としての1。開示の数としての2、3。自然と歴史の例のなかに見られる退化と進化−−無からの創造。神的なものと開示的なものを結びつけるものとしての三性。宇宙あるいは創造の記号としての4。悪の数としての5。人間の本性の第五の構成要素の進化とともに、人間は独立と自由を得る。しかし、同時に悪をなす可能性も得る。人間の病気と生涯に関連する5の数の意味。完全数としての7。ピュタゴラスの意味における一性の分割不可能性。

 

■第四講 シュトゥットガルト 1907年 9月16日

黙示録の封印。(1907年3月の)ミュンヘン会議の祝賀ホールにおける封印の説明。人類進化の像としての黙示録の七つの封印。薔薇十字のシンボル。封印が人間に及ぼすことのできる生気を与え啓発する影響について。さらに、霊的なものが世俗化されるときの破壊的な作用について。

■第五講 ケルン 1907年 12月26日

人間の環境への態度。事物の背後にある魂的・霊的なものの開示としての世界。動物、植物、鉱物の魂的・霊的なもの。アストラル界にある動物の集合自我、その基本要素は叡智。人間・自我の根本要素としての愛の養成。植物界、鉱物界の苦痛と喜びの感情。秘学の修練においては単に形象を観照するだけでなく、内的に体験せねばならない。卍と五芒星の隠された意味。

 

■第六講 ケルン 1907年 12月27日

集合自我と個の自我。人間の本質的構成要素の完成度の違い。未来における生きた法則の支配のための必要条件:秘蹟主義(サクラメンタリズム)の秘密。物質体における本質的構成要素の表出(感覚器官、腺、神経、血液)とエーテル体における表出(人、獅子、牛、鷲)。人間の各種族におけるこれらのさまざまな表出。人間の集合魂(諸民族)。その存続と変容。不死鳥(フェニックス)。秘学(オカルティズム)における言葉の象徴学と霊的な修練にとっての意味。

 

■第七講 ケルン 1907年 12月28日

霊的な意味における形と数。以前の時代と今日における人間の物質体への表象力と感受力の作用。建築様式の体験と以後の受肉における人間の肉体形成に及ぼす影響(ゴシック様式、ノアの箱舟、ソロモンの神殿)。像の世界と音の世界。惑星の運動における数の割合と天球の音楽。メルクリウスの杖(カドゥケラス)の瞑想。

 

■第八講 ケルン 1907年 12月29日

霊の修練のために必要な教育手段としての形象的表象。感覚性から自由な思考。アストラル界での反対物としての形式と生命。腐朽と病気。魂における人間の高次の性質。低次の性質の反映。十字形の力の方向の意味。聖杯。未来の器官としての心臓と喉頭。反復(エーテル体)の原理と遮断(アストラル体)の原理。薔薇十字。数のシンボルの内的力。数の比率の霊的音楽。人間の本質的構成要素の比率としての1:3:7:12。鏡のシンボル。


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